ポール・マッカートニー名古屋初公演

ポール・マッカートニーがやって来た!
僕の住む街、名古屋へやって来た!!

僕と同じ空気を吸っている。
名古屋を一望できるヒルトンのスウィートルームから、僕の街を見つめているかもしれない。

そんなことを思うだけでとてもワクワクしてくる!!

ポールの来日コンサートは初来日から欠かさず毎回観てきたけど、今回の名古屋公演は特別だ。

10年くらい前にローリングストーンズもやってきたけど、感慨は別物だ。

ポール・マッカートニーの名古屋ライブについて極めて個人的な感想をまとめてみた。

目次

ポール・マッカートニー名古屋公演限定グッズ

名古屋公演限定グッズは買えなかった。

一応平日であるため、朝から並ぶことは無理だった。

夕方まで残っていれば・・・という淡い期待は全く裏切られた。

ただ情報によると、かなりの早朝から長蛇の列ができていたらしい。

そこに並ぶことは現実的にも無理だったから諦めるしかない。

限定グッズの法被を着てライブを見ている人も多くいた。
羨ましく思いながらも仕方がない。

オークションで見かけたら買おうかな。

名古屋ドームへのエントランスから盛り上がっていた

仕事を何とか早めに切り上げたかったけど、家を出たのは夕方5時近く。

ドームまでの移動手段は自転車を選んだ。

地下鉄で行くと帰りが超混雑することが十分に予想されたし、ライブの余韻を感じながら帰りたかったからだ。

ドーム近くのびっくりドンキーに自転車を置いて、とりあえずライブ前の一杯を確保するためにイオンでビールを買った。

グッズは先に到着している友人にまかせた。

ビール(第3種)を買ってイオンのドーム側のデッキからエントランスに入るとものすごい人だった。

中日ドラゴンズの開催試合でもこんな多くの人を見たことがない。

年齢層はかなり高め。もちろん僕と同世代から上の人が中心。

最初のエントランスの突き当たりには横長でワイドが5、6メートルのポールのバナーがディスプレイされていた。

たくさんの人がそこで記念撮影。

ぼくもしたかったけど、一人だったから断念。

突き当たりを曲がるとエントランス両サイドの上にペナントがディスプレイされている。

先ほどのバナーといい、ナイスな演出だ!

ドキドキワクワクしてくる。

そしてドームの正面にはまた大きなポールのバナー。

もう嫌でも興奮してくる。

入り口ゲート近くのベンチに座り、ビールを飲む。

気持ちよく酔いが回ってきた。

ちょっとグッズ売り場をのぞき、小学生の次男に頼まれていたキーホルダーを購入。

時間は18時40分。

開演時間は18時30だけど、まだ始まらない。

今までの経験で、ライブスタートはだいたい、19時少し前か遅くて19時5分から10分くらいだ。

急いで座席に向かう人を横目で見ながら、長時間のライブに備えてドリンクを買ってから座席に向かった。

今回は前から15列目

ここ最近のライブはスタンドからの観戦が多かった。

前回の東京ドームは敢えてスタンドを選んだ。

長時間のライブだからスタンドで座って観ている方が楽だから。

70過ぎのポールは立って唄っているんだけどね。

今回もスタンドでの観戦が希望だったけど、一緒にチケットをとってくれた友人が前から15列目をゲット!

これはかなり近い!

アリーナ席はパイプ椅子のため、幅が狭くて窮屈、その上最後までスタンディングということもあり、後ろのほうだと見づらくて、スタンドの方が結局見やすいということもあり、敬遠していたのだけど15列目となれば話は別だ。

狭さと疲れに耐えることにした。

ドリンクを持って席に移動すると、ステージ向かって下手側のPAよりも少し左側だった。

しかしステージには十分近い。

肉眼でしっかりポールを確認できそうだった。

この名古屋公演が今回のツアーのラストになるから、すでにセットリストは公開されていたけど、敢えて調べなかった。

「オープニングは何だろう?」
そんなワクワク感を感じたかったからだ。

そしていよいよライブスタート!

76歳とは思えない勢いでステージに現れたポール!

言葉は古いが「元気ハツラツ!」といった感じ。

印象的なSUS4コードが鳴り、ハード・デイズ・ナイトでオープンニングだ!!

声の調子を心配していたけど、大丈夫そうだった。

高音の高いラインも余裕で歌うポール。

これは最高なライブになりそうだった。

ジュニアズ・ファームを挟んでキャント・バイ・ミー・ラブ。

またしてもビートルズ初期のナンバー!

ポールが歌う生ビートルズナンバーはもしかしたら今回が最後かも・・・なんてことが頭によぎると少し悲しくもなったけど、パワフルに歌う姿はかっこいい!!

そしてレッティング・ゴーだ!

ポップではないけど、渋く光るロックナンバーだ!

そしてスクリーンにブラスセクションが映り、なんと僕の席の少し後ろで生ブラスの演奏がはじまった!

やはりキーボードのサンプリング等とは違い、生のブラスは迫力もありイイ!!

ブラスセクションのパートが終わるとそのまま客席横を歩いてステージへ!

ナイスな演出だ!
すばらしい!
カッコいい!!

名古屋弁のMCを入れながら、あっという間に2時間以上の本編が終了。

久しぶりのアリーナでPAの近くということもあり、生ポールと迫力のある演奏を楽しめた。

1回のアンコールで5曲演奏してライブは終了。

今までのアンコールパターンと違っていることと、ライブ時間が2時間30分くらいと、今までよりも短くなっていることに気づいたけど、まあポールの年齢を考えれば短くコンパクトにまとめて楽しませてくれればOKだ。

ファン側のサプライズ的な演出もあり、とても素晴らしいコンサートだった。

ライブが終わっても暫くの間は夢の中にいるような気持ちだった。

ドームの外で親しい友人たちと会い、みんなで今日のライブの良さを共感して、深い余韻を感じつつ自転車で帰路に着いた。

ライブを思い出しながら余韻を感じたかったら、すこし自転車を押してビールを飲みながら帰った。

本当にいいライブだった。

次の日本公演はあるのかな?

最近のサイクルでいけば再来年の春くらいかな。

ポールは78歳近くかそれ以上の年齢になっているだろう。

また会えると信じて待つとしよう。

そしてまた名古屋で会えることを祈りながら・・・!!

名古屋公演セットリスト

(1) A Hard Day’s Night
(2) Juniors Farm
(3) Can’t Buy Me Love
(4) Letting Go
(5) Who Cares
(6) Got To Get You Into My Life
(7) Come On To Me
(8) Let Me Roll It
(9) I’ve Got A Feeling
(10) Let ‘Em In
(11) My Valentine
(12) Nineteen Hundred And Eighty-Five
(13) Maybe I’m Amazed
(14) I’ve Just Seen A Face
(15) In Spite Of All The Danger
(16) From Me To You
(17) Love Me Do
(18) Blackbird
(19) Here Today
(20) Queenie Eye
(21) Lady Madonna
(22) Eleanor Rigby
(23) Fuh You
(24) Being For The Benefit Of Mr. Kite!
(25) Something
(26) Ob-La-Di, Ob-La-Da
(27) Band On The Run
(28) Back In The U.S.S.R.
(29) Let It Be
(30) Live And Let Die
(31) Hey Jude

■アンコール
(32) Birthday
(33) Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
(34) Helter Skelter
(35) Golden Slumbers
(36) Carry That Weight
(37) The End

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